高血圧食事のアドバイス

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    お食事のアドバイス 循環器系(高血圧・心臓病など)のお食事

    ≪高血圧と食事≫

    血圧は 心臓が毎回の収縮で送り出す血液の量と 血液が流れる末梢血管の抵抗によって決まります。
    何かの原因で 血液の量が増えたり 末梢血管の抵抗が強くなると 血圧が上昇します。 抵抗が強くなる要因としては、血管の硬化や血管の内口径が狭くなる事が考えられます。

    いずれも、食生活や加齢に起因することが多く、血圧を定期的に測定し、健康管理カレンダーなどに記すことで、自己コントロールをしていきましょう。

    また、急激な温度変化はとても危険ですから、寒い時期や逆に暑い時期の体調や室温の管理もとても重要です。

    高血圧は進行すると 日本人の死因の2・3位を占める心臓病や脳卒中を引きおこす最も大きな原因となります!

    高血圧を予防するためには!
    ・食べ過ぎを避け・肥満を防ぐ
    ・一日の塩分摂取量を減らす(塩分10g未満に)
    ・適度な運動を!
    ・アルコールは控えめにする
    ・ストレスを出来るだけ解消する
    ・定期的に血圧を測る
    ・禁煙する

    食事で高血圧予防!
    減塩を心掛ける。 高血圧と塩分との関係が深いことは 良く知られていることですが、どうして食塩の摂取量が増すと 血圧が上昇するかについては 十分には解っていないようです。

    一般的にいわれることは・・・・ 細胞の内部にはカリウムが 外にはナトリウムが多く存在していてその濃度は常に一定に保たれるように ナトリウムポンプという調節機能が働いています。

    このポンプは 余分なナトリウムが入り込むと 外へ放出し 同時にカリウムを取り込み バランスをとっています。
    ナトリウムを多く摂ることが続くと このポンプの働きも弱くなり 次第に細胞内のナトリウム濃度が上昇するとそこに水が取り込まれて血管壁に浮腫がおこり 血管の壁は膨張し 内部が狭くなり 血圧が上昇します。
    また 血管収縮ホルモンに ナトリウムの溜まった血管が敏感になってしまうとも考えられています。

    高血圧の人は、水とナトリウムの排泄能力が低くなり、血圧を上げないと正常に排泄できないとも言われています。
    普段から塩分を少なく摂るようにして、このような状態を防ぐことが必要です。

    また、交感神経も塩分との関係があります。交感神経が興奮すると 副腎皮質からノルアドレナリンやアドレナリンというホルモンが出され、これが血圧上昇に作用を持っています。

    交感神経の興奮によって、腎臓でのナトリウムの排泄が低下し血液中のナトリウムが増えていくことになります。 それによって血圧が上昇するのです。

    交感神経の興奮状態は、ストレスなどが原因となることも多いので、ストレスをなくす生活習慣も考えましょう。

    注意点
    ・内臓脂肪型肥満を防止する。
    高血圧の大きな危険因子として、肥満があります。肥満の中でも皮下脂肪蓄積型肥満より 内臓脂肪型肥満の方が 高血圧に対して影響が大きいということが言われています。

    食べ過ぎや、運動不足などによって内臓脂肪型肥満がおきると、血中の遊離脂肪酸値が上昇し、肝臓での脂質代謝異常をもたらします。

    同時に、血中遊離脂肪酸が上がるために、肝細胞でのインスリン抵抗性(インスリンの働きの低下)を招き、糖尿病や高血圧をもたらすのです。

    また、内臓型肥満の人は、糖尿病を潜在的に持っていたり、血液中の中性脂肪やコレステロールが多くなって高脂血症であったりすることも多く、これらは高血圧ばかりでなく動脈硬化も促進します。

    そのため、高血圧から心臓病などの臓器障害の発症度も高めてしまいます。
    肥満を伴う高血圧は、適度な運動や摂取エネルギー量を減らすことによって減量をすることが必要です。

    ・蛋白質を適量摂る
    蛋白質を多く摂っている地域では、塩分の摂取量が多少多くても高血圧や脳卒中の発症が少ないことがわかっています。
    特に、その中でも、メチオニンやタウリンを含む含硫アミノ酸との関係が深いと言われています。

    高血圧の予防のためには、普段から魚・肉・卵・大豆製品・乳製品の蛋白質を偏りなく、適度に摂ることが大切です。

    ・カリウム・カルシウム・マグネシウムを十分摂る。
    食品からの ナトリウムの量が増加しても、カリウムを同時に多く摂取することによって、食塩による血圧上昇作用が抑制されることがわかっています。

    ・野菜や果物・豆類・芋類・海藻類などを、上手に取り入れていくようにしましょう。
    またカルシウムの摂取量が少ないほど、高血圧の発症が多くなっていることも知られています。
    カルシウムは必要量をなかなか充足できないミネラルのひとつです。 乳製品・小魚・海藻などを 摂取する事も忘れずに!
    マグネシウムは、カルシウムが細胞内に取り込まれることを抑制する働きをし、血圧上昇を防ぎます。

    ・不飽和脂肪酸を多く摂る
    飽和脂肪酸を摂りすぎると、ある程度 血圧が上昇しやすくなり、逆に不飽和脂肪酸を多く摂ると、血圧の低下作用がみられると言われています。
    また、その中でも、多価不飽和脂肪酸の、魚油やリノール酸を摂ると血管の拡張に効果があり、高血圧の防止になることが解っています。
    これらの油は、動脈硬化の予防にも効果があり、 魚油は、血栓予防にも役立ちます。
    動物性の油ばかりでなく、植物性の油や、魚油も摂るよう心掛けて下さい。

    ・食物繊維をしっかり摂る
    食物繊維の中でも、海藻に含まれるアルギン酸という水溶性の食物繊維を多く摂っている地域では、血圧上昇がみられないことから、水溶性食物繊維が、血圧上昇を防止する効果があるといわれています。
    果物や海藻類に含まれる、水溶性の繊維を、適度に摂るようにしましょう。

    <高血圧の塩分制限食事療法>
    高血圧・心臓病は、3度の食事で塩分を控え目にする食事療法を行うことが重要です。
    例えば、お味噌汁をお椀一杯飲んでも約2gの塩分を取ることになります。
    高血圧などで塩分制限療法をされる方の多くは、一日塩分摂取量6g以下に制限されています。

    お味噌汁一杯だけで、2gも摂ってしまうわけですから、いかに難しいかがお分かりいただけると思います。

    当社の塩分制限食は240Kcalのお食事の中にわずか2g以下の塩分しか入っておりません。

    3度のお食事でちょうど6gになるように計算されておりますのでご活用ください。